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産後クライシスとは?症状や乗り越え方

産後に夜の営みが減るのは夫婦関係も悪くなる? 産後のメンタルヘルス
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産後、ママ自身がなにかわからないけど旦那さんに対してイライラすると感じることはないですか?

または、奥さんが産後にイライラして、旦那さんにあたることが多くなったと感じることはありませんか?

もしかするとそれは「産後クライシス」なのかもしれません。

今回は、産後クライシスとはどんな症状なのか?産後うつと産後クライシスは同じ?違うもの?産後クライシスになってしまう原因、対処法についてご紹介します。

産後、旦那に対してイライラが溜まっていませんか?

夫婦喧嘩

出産をしてヤレヤレ・・・ホッと一息ついたかなっと思ったら、

なんだか旦那にイライラ・・・

なんてことはありませんか?

 

何となく旦那がうざい、

ちょっとした事でケンカになってしまう、

つい旦那に対しての文句が口から出てしまう等

自分でも何かよくわからないけど、

無性に旦那に対してストレスが溜まってしまう

と感じてしまうという人はけっこう多いもの。

 

また自分では気づいていなくても、旦那さん側が

あれ?最近前よりも怒鳴ることが多いなぁ。ヒステリックになったなぁ。いつもイライラして機嫌が悪いなぁ

と思った事はないですか?

私自身も産後一年くらいは、とにかく旦那がやる事成すこと全てにイライラ(^_^;)

つい口から

どうしてこんな事もできないの!?なぜ手伝ってくれないの!?こんなに私はきついのに飲み会!?ふざけるな!!

と思ったり、実際に口で言ってしまってケンカをした事もありました。

 

原因は単なるストレスなのかな・・・と思っていましたが違いました。

どうやらこれ「産後クライシス」なんです。

産後クライシスって何?

産後クライシスという言葉は、育児書や子育て雑誌、妊娠したら~とか出産したら~でおなじみの雑誌にも載っているので、見たり聞いた事があるという人も多いですよね?

この言葉は、NHKが以前包装したテレビ番組内で作られた造語なんです。

こんなに有名になったのに、テレビ番組で作られた造語っていうのはびっくりですね。

 

crisisには、「危機・難局・転機・峠」というような意味があります。

では産後クライシスというのは、どんな意味でどんな状態を指すのかというと、産後2年~3年の間で、夫婦仲が悪くなること。

旦那に対してイライラしたり、不満が増えたり、出産前は好きという気持ちがあったのに、急に愛情が冷めてしまった感じる事をいいます。

 

実はこの期間の間は、離婚の危機も増えるというデータがあるみたいです。

せっかく赤ちゃんが生まれて、幸せの中にいるはずなのに離婚が増えるなんて!って思っちゃいますよね?

産後、旦那の行動・言動にイライラしてしまう原因

産後、急激に変化が起きる女性ホルモン

女性はホルモンバランスの乱れで、体調や精神が不調になったりする事ってよくあります。

一ヶ月のうちでも、ホルモンのバランスをうまくとって生活しているのが女性。

そんな女性でも、産後は自分のバランスがうまくとれずに悩んだり、落ち込んだりと厄介な時期なんです。

 

なんとなくいつもと違うとわかっているものの、自分でもどうする事ができないモヤモヤ・イライラが渦をまいてしまいます。

 

妊娠中に増えていた女性ホルモンも、出産すると、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが母乳を出すためなどの理由で一気に減少します。

これらの女性ホルモンが減ることで、「女」としての面よりも「母親」としての面が強く出てくるようになり、異性への興味や関心が減ってきます。

すると、求められることに嫌悪感を抱いたり、夫が嫌い!と変化していきます。

家事に無関心な旦那にイライラ

夫婦二人の時は、簡単にできていた家事も、出産をして産褥期は特に悪露が続いていたり、体の痛みや授乳の悩みや睡眠不足で時間を有効的に使えないことが多くなります。

 

そんな時に、旦那から一言

「何か手伝おうか?」や「これやるね」

と一言あれば助かるものですが、

「自分は働いているから!」と家事に無関心だったり、

「いいよね専業主婦だから!」と言われたら腹も立ちますよね?

育児に無関心な旦那にイライラ

最近は、育児に興味のある男性も多くいます。

ただ

「少しミルクをあげただけ」や「少し抱っこしただけ!」

「オムツを替えてあげただけ!」

イクメン気取りしている男性も多いもの。

 

「育児」というのは色んな面があるのに、ある一つの面だけやって得意気にしている姿に、イラっとしてしまう事ってありませんか?

ホントのイクメンはサラッとそんな事をやって、何も自慢気にしないもの。

こんなにしたんだよ!すごいでしょ!と褒めてもらいたい気持ちもわかりますけどね(笑)

うちは完全に褒めてもらいたい!ってのが全面的に出ていました。

それにまたイラ・・・

この時期「すごい!すごい!」と褒める気分にもなれないんです・・・。

睡眠不足や育児ストレスから体調が悪くなる

出産前は、こんな風にしたいな!あんな風にしたいな!と可愛い赤ちゃんにワクワクドキドキする事だと思いますが、いざ出産が終わって訪れるのは、育児の大変さと睡眠不足のつらさ。

 

よく寝てくれる赤ちゃんはいいとして、大体のお母さんが、夜中の頻回授乳によって睡眠不足になってしまいます。

たまの睡眠不足なら我慢ができますが、この産後の睡眠不足は、

いつになったら解消されるのかわからない

という不安と、

眠れない苛立ちで精神的にも不安でイライラ

 

そんな中、旦那から

「早く寝かせてよ!仕事で早いんだから!」

と非協力的な態度や言動で、悲しくなるのを通り越して憎さまで・・・。

けっこうこういう言葉って、長く覚えているものなんですよねぇ。

「産後クライシス」と「産後うつ」は別物!?

産後クライシス産後うつってよく一緒と見られることがあるんですが、実は別物。

産後クライシスは、イライラの原因が「夫婦間」でのことや「夫婦間の愛情」で多いのに対して、

産後うつは「個人的」な精神的不安や育児ストレスからなるものが多いです。

リンク産後うつの原因や症状とは?

産後クライシスかも・・・と思ったら試したい対策法

実家へ帰れるなら実家を頼る

もう帰れるものなら実家のお世話になっちゃいましょう!

最初は帰るつもりはなかったんだけど・・・っと言う人も、現状がつらいならご実家と相談してみてください。

もしも、それで旦那がゴチャゴチャ言ってきても無視しましょう!

私なんかは、実家が近かったので、産後一ヶ月は実家に避難していたのに、

「子供の顔が見たいから~」

と旦那がほぼ毎日仕事が終わってからやってきてイライラ・・・。

わかるけどね・・・わかるけど毎日は辞めてくれっと思いました(^_^;)

実家に頼れないなら行政・民間サービスを利用する

けっこう民間や行政サービスで、産後ママをサポートする制度やサービスってあるものなんです。

 

実家が遠くて・・・実家の両親もまだ働いてるから・・・などなど

ご実家の頼りが受けられそうにもない人は、役所に電話して聞いてみるのもよし。

お金に少し余裕があるのなら、家事代行サービスなんかもあります。

食事の用意や掃除や洗濯等プロの手を借りるのもいいですよね。

こんな時じゃないと中々利用しないサービスかもしれません。

ストレスを発散できる物・事を見つけて、小まめに発散

自分のストレス発散法って見つけていますか?

出産前ならできていた事も、子供がいてはできないストレス発散法ももちろんあると思うので、子供がいてもできるストレス発散方法があればいいですね。

ただテレビを見るだけでもいいし、ネットを見るのもよし、音楽を聴いたりなども!

 

私はよく夜中の授乳の時間に、TwitterSNSを見て

「あ~、この時間に一緒に授乳してる人いる!」

「あ~、一人じゃないんだなぁ~」

と妙に親近感を覚えながら見ていました。

他の人も自分と同じように、眠い目を擦りながら授乳しているんだと思うと、なんだか横でグースカ寝ている旦那を見てもイライラが少しなくなっていたような(笑)

家族が育児や家事を率先して手伝う

家族は率先して家事や育児を助けましょう。

おむつを交換してあげたり、授乳を哺乳瓶で代わってあげたり、お風呂に入れてあげたり。

家事の面なら、掃除や洗濯、買い物など率先して助けられる部分が、育児よりもあると思います。

これを言われる前に、溜まる前にやるのがポイント高いです!

「これやって!」といわれるのは、

言う側も言われる側も嫌な気持ちになりますよね。

周りが産後の女性の変化に理解を示す

とはいえ、色々お手伝いをしているのに、時には奥さんにイラッとする言葉を言われるかもしれません。

でも、「こんな時期なんだ」と思ってシレッと流してください。

 

ホルモンバランスの乱れや、慣れない環境に戸惑ったり、うまく生活のリズムを回すことができなくてイライラしているんです。

自分ではけっこう「あぁ、今悪い状態だな」とはわかっているんですが、モヤモヤをどうしようもできないんです(_😉

育児は夫婦や家族でやっていくものなので、どちらかだけに負担がかかるものでもありません。

して欲しい事やしてくれたら助かる事を言う

でも、けっこう男性というのは気づかないものです。

鈍感なんですよね。

見当違いのお手伝いをしてくれたり(笑)、それはしなくてもいいよ・・・と思うときもあると思います。

 

でもそんな時には、女性側が

「こういう事をして欲しい!というのを言ってみてください。

結婚して生活を共にしていても、環境が変われば、相手が何を考えていて、どうして欲しいのかというのはわからないもの。

 

わかってくれるでしょ!?と思う前に、自分から言ってみましょう。

案外、男性は「あぁそうだったの。早く言ってよ」と思っているかもしれません。

周りが手伝ったり・してくれたことに対して感謝する

産んだ女性は大変なんだ!というのはもちろんですが、

大変なんだから手伝ってもらって当然!

という態度にはやはり腹が立つもの。

産後関係なく、それは思いませんか?

やっぱりしてくれた事に

「ありがとう」「助かった!」「○○して欲しいと思っていたところだったから嬉しい!」「気が利くね!」

と感謝をしてください。

まとめ

さて、今回は産後クライシスって何?についてご紹介しました。

もし産後のワケのわからないイラ立ちに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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