以前よりも歩行器を使っている人を見かけなくなってきましたが
まだまだ根強い人気の赤ちゃん用歩行器
歩行器は使った方がいい?それとも使わない方がいいの?
赤ちゃんに歩行器を使うメリット・デメリット
歩行器はいつから使える?
赤ちゃんに歩行器を使うときの注意点をご紹介します。
歩行器使ってる?
歩行器は、土台に車輪がついていて、中央のくぼみに赤ちゃんを
座らせたり、立たせるように座らせた姿勢で使います。
車輪がついているので、軽く座った状態で足を動かすだけで
前や後ろに移動する事できます。
まだ一人で歩けない赤ちゃんでも、座ったような状態でつかまりながら
歩く練習ができるので、平坦な場所ならこける心配もありません。
歩行器はいつから使えるの?
はいはいができるようになると、伝い歩きまでもうすこし。
パパやママは、歩く練習になれば・・・と歩行器購入について考えるかもしれません。
となると、何ヶ月から歩行器は使えるんだろう?と考えますよね。
歩行器は座った状態で使うので、まずは腰がしっかりすわり、
椅子に一人で座っていられる状態ができてからです。
一人で座ることができない状態で、歩行器練習を開始すると
腰や背骨に負担が掛かってしまいます。
おすわりができるようになる生後6ヶ月頃~、
つかまり立ちができるようになる8ヶ月頃~使うようにします。
歩行器のメリット、デメリットとは?
*歩行器のメリット
・自分で色んな場所に行くことができる
・好奇心を満たす事ができる
・つかまり立ち、歩く練習ができる
・一人で移動遊びをすることができる
*歩行器のデメリット
・段差で転倒する危険性がある
・自分で歩行する力を奪ってしまう
・色んな所に移動できるので、触ってはいけないものも触る
歩行器を使うときの注意点
・長時間の使用はやめる
歩行器を使うと赤ちゃんも移動が楽になります。
歩行器を使わずにつかまり立ちをすると、
手や足腰に力を入れなければ立てません。
でも歩行器を使うと、足のつま先だけでも前に進みます。
長時間使う事で自分で歩こうという気が起きにくくなります。
1日のうちに短時間遊ぶ程度にしましょう。
・楽したいから!早く歩かせたい!という思いで使わない
歩行器を買う前に今一度、「どうして歩行器が必要なのか?」
という事について考えてみてください。
ただ単に、親が楽だから、一人で遊んでくれるから、
早く歩かせたい
だから使う!のではなくて、
赤ちゃんの好奇心を伸ばしてあげたいという目的で
使ってみてください。
・段差がない所で使用し、階段の近くでは使わない
歩行器は車輪がついているので、段差があっても転がっていきます。
玄関近くや部屋の段差、階段近くでは
思わぬ事故に繋がります。
行ってほしくない場所には、ベビーゲートを設置するなどして
赤ちゃんの安全に配慮して使用しましょう。
・目線がいつもと違うので、危険なものは避けておく
歩行器を使うと、赤ちゃんの目線はいつもよりも高い位置にあります。
そうすると、今まで見えなかった所が見えたり、
今まで手が届かなかった場所に手が届くようになります。
刃物や薬、電池、その他口に入れそうな小さなものが
近くにある場合は片付けましょう。
引き出しなども危険ですよ。
買うか迷った時は、レンタルもあるよ
買おうかどうしようか迷ったなら
歩行器のレンタルという手もありますよ。
歩行器を使う時期は短いです。
また赤ちゃんがすぐに飽きてしまったり、
場所を取ってしまうので、家に合わなかった
思いの外、早く歩けるようになった
という事も考えられます。
買ってから残念・・・とならないように
歩行器のレンタルを上手に使ってみるのもいいですよ。
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