ワンオペ育児って耳にするものの、
どうもぼんやりとしか意味がわからないというママも多いもの。
もしかすると、気づいていないだけで
あなたもワンオペ育児真っ最中かも!?
今さら聞けないワンオペ育児とは何?
ワンオペ育児は共働きママも専業主婦ママもツライ
ワンオペ育児に陥らないために気をつけたいこと
をご紹介します。
ワンオペ育児とは?
よく聞くようになった「ワンオペ育児」
意味をちゃんと説明できますか?
何となくフワッとこんな感じでしょ?って感じじゃないですか?
ワンオペ育児は、ワンオペレーション育児の略。
一人で仕事、子育て、家事をこなしている事を指します。
仕事も入っているので、主に共働き家庭のママのことを
指しているのですが、専業主婦ママでもワンオペ育児は辛い!
旦那さんが単身赴任だったり、療養中だと
専業主婦でも一人で全部をこなさないといけないですよね。
我が家の場合は、旦那が朝7時ごろには家を出て、帰ってくるのは
夜の21時~22時ごろ。
休日は日曜、休日(たまに休日出勤あり)
子供たちは、旦那の顔を見ないまま1日が終わることがあります。
その間に私は、家で仕事、洗濯、次男の送り迎え、
夕食準備、お風呂、食事のお世話、寝かしつけをします。
旦那が帰宅したら、お風呂、ごはんの準備→片付け。
自分の時間を持てるようになったのは、長男が小学校、次男が幼稚園に
通うようになってからです。
【ワンオペ育児】ママ一人で赤ちゃん・子供をお風呂に入れる方法
共働きはもちろん、専業主婦でもワンオペ育児はつらい
もちろん共働きママのワンオペは大変と思います。
保育園までの送迎、仕事、家事(料理、洗濯、掃除)、育児・・・
仕事をしている間は子供と離れていますが、
家に帰ってからは休まるときがありませんよね。
それに比べて専業主婦ママだと、仕事に行っていない分
時間的余裕はあります。
何時に掃除をして、何時に買い物に行って・・・
と、そんなに焦らなくてもお店は開いているし、掃除・洗濯も
誰に急かされる事もありません。
時間の開いている時にこなす事ができるので、時間的余裕があります。
ただ、専業主婦のワンオペ育児もけっこうハードワーク。
夫からは「仕事をしていないから」と色んなことを頼まれるし、
「日中家にいるんだから!」と、家事や育児を軽く見る発言も多々。
仕事から旦那が帰ってきたらお風呂の支度、ご飯の温めなおし・・・
と子供の世話+旦那の世話がついてきます。
そして育児から逃げる時間がないのがつらい気持ちを増長させます。
ずっと朝から晩まで子供と一緒です。
専業主婦のママは、「働いていないから」「稼いでいないから」
と自分を追い込みがち。
「ワンオペ育児の大変さ」は、働いている・いないに関係なく
大変なこと。
自分ではコントロールできない事も多く有ります。
ワンオペ育児は心の余裕とちょっとした手助けで左右される
共働きママも専業主婦ママも、心の余裕とちょっとした手助けがあれば
子育ても家事も楽しくできるはず。
子供が育っていく過程を、温かい目で見ながら
育てていく事ができます。
仕事をしているママも専業主婦ママも
「母親になった」という事は同じなんです。
男性は、「女性は子供を産んだら、すぐに母親になれる」と
思っています。
女性でもそう思っている人は多いんではないでしょうか?
でも、たとえば仕事先に初めてやってきたバイトが、
仕事をバリバリ初日からできないように
ママ業も新米ママにとっては、色々なことが初体験で
てんてこ舞い。
最初から上手くいく人はいないし、段取り上手な人はいないんです。
昔の人は、当たり前にできていた事でも、
今とは生活様式や家族形態が違います。
単身赴任の家庭もけっこうあるし、
旦那さんの帰りが遅く、手伝ってもらえないという人も多いです。
周りの人も自分自身も「何でも母親だからできる」という認識は捨てましょう。
ワンオペ育児にならない為のコツ
では共働きママも専業主婦ママも、ワンオペ育児にならない為に
心がけていたいことはどんな事があるのでしょうか?
完璧になろうとしないこと
特に最初の子供の時には、
母乳で育てて、掃除や料理といった家事もしっかりこなして
旦那さんのケアもして・・・
と完璧なママ像を思い浮かべるものです。
最近では、SNSで色んなママの子育て風景や家事の様子を
見ることができるので、手を抜いてしまったら
自分がダメな主婦という風に思ってしまいがち。
でも完璧なんて必要ありません。
家事や育児、さらに仕事をしているのなら
どこかで手を抜かないと気分が滅入ってしまいます。
気分が滅入ってしまったら、ファミサポや一時保育を利用する
自分の時間が取れなかったり、赤ちゃんと2人きりで憂鬱になってしまったり
病気になってしまって、自分の事で精一杯になったら
お金は掛かってしまいますが、ファミサポや一時保育を
利用しましょう。
他人に頼るなんて・・・と思うかもしれませんが
全く恥ずかしい事なんてありません。
心にゆとりを持たせることで、また育児や家事を頑張ろうという
気分になれるのならそれでいいじゃないですか!
無理に交友関係を広げようとしない
わたし自身が人付き合いが苦手で
児童館へ行ったりというのが嫌でした。
子供と日中2人でいるのも苦になりませんでした。
交友関係を広げてしまうと、
人間関係で嫌な事が増えたり、
付き合い話をしなければいけないのがストレスになりそうだったし
色々と詮索されたりするのが嫌。
実家が近くじゃなくて、友達が欲しいというのなら別ですが
自分の気が進まないのに
人間関係を広げてもいいことはありません。
子供が同年代の子供と遊べなくて寂しいんじゃないか?
と思うママもいるかもしれませんが、
長男は小学校で友達がたくさんできています。
夫婦で話し合いの時間を持つ
やはり一番身近な人といえば、旦那。
何がつらいのか、どんな事を手伝って欲しいのか、
これは別にしなくてもいい
という事を2人で話し合ってみてください。
男性は言わないとわかりません。
察しろ!なんてできないんです。
「言ってくれればいいのに」なんて平気でいいます。
だから何か鬱憤が溜まったり、大変なことがある時は
旦那さんに報告や相談をしてみましょう。
人と比べない
交友関係を広げない事にも繋がってくるんですが、
人の話を聞くと
「すごいなぁ、こんな事もして偉いなぁ」
と感じるものです。
インスタグラムで育児や家事を完璧にしている人を見て
多少なりともそんな風に思った事はありませんか?
そして大抵決まってその後は
「あの人は、同じ位の子供がいるのに完璧。私なんて・・・」
です。
人と比べてもいいことなんてありません。
その人はその人なりに、SNSに載せていないだけで
辛い事や大変なことがあるかもしれません。
ただ、それを載せていないだけです。
表面的な事だけ見てうらやんでも仕方がありません。
人それぞれ家庭環境が違うので、自分に合った育児や家事をしていきましょう。
愚痴を言ってもいいじゃない
特に専業主婦ママは、愚痴を溜め込んでしまいます。
自分は働いていないから・・・
外で働いてくれているんだから、育児や家事くらいで・・・
手を抜いているのに、さらに愚痴なんて・・・
愚痴は溜め込まず吐き出しましょう。
同じような境遇の友達がいるなら、言い合いっこでもいいし、
Twitterをやっているのなら、思いの丈をつぶやくのもよし、
日記を書いてみるのもよし、
溜め込まずにどこかで発散しましょう。
諦めも肝心
旦那に色々言っては見たものの、反応がいまいち。
結局はこちら側がいう事が伝わっていない
という場合は、諦めてしまいましょう。
男と女なので、100%お互いの境遇を理解する事はできません。
わかってもらおうとすると辛くなるのなら、
諦めて手抜きを謳歌してしまいましょう。
家事代行サービスを頼ってもいいじゃない
世の中には、お金を払えば色んな便利なサービスを利用できます。
家事代行サービスもその一つ。
専業主婦が利用してはいけないなんて決まりはありません。
もちろん共働きママも、利用しちゃいましょう。
掃除や洗濯、料理もお願いすることができますよ。
たまには贅沢してみてはどうでしょうか?
相手はプロなので、作業を見ていると、
何か生活に取り入れられる時短家事のテクが見れるかもしれません。
自分で自分を認める
最後は、自分が手を抜いた仕事でも完璧にした事でも
自分で自分を褒め、認めてあげましょう。
他人からは中々家事や育児は褒められません。
今日はここまで家事をする事ができた!
今日はいつもよりも、上手に寝かしつける事ができた!
今日はいつもよりも料理を頑張った!
今日はご飯は手抜きだけど、育児を頑張った!
なんでもいいので、自分がした事を認めてあげましょう。
どんどん褒めていると
「私ってすごい!」と自信につながります。
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