マイナンバーって持ってますよね?
でも赤ちゃんのマイナンバーってどうやって申請するの?
今回は、赤ちゃんのマイナンバーの申請方法について、マイナンバーの個人カードは赤ちゃんに必要?、赤ちゃん用の個人カードの申請方法、赤ちゃん用の個人カードの証明写真の撮り方、もしも通知カード・個人カードを紛失した場合の対処法についてご紹介します。
マイナンバーって何?
マイナンバーは、日本に住民票がある全ての人に割り振られる12桁の番号のこと。
2016年の1月から開始されました。
自分のマイナンバーは、自宅に届いた通知カードの他に自分で申請するマイナンバーカードで確認する事ができます。
赤ちゃんにマイナンバーってどんな時に必要なの?
大人なら書類の申請をするときやお仕事をしている人は、会社にも届け出をしていますよね?
でも赤ちゃんってどんな時にマイナンバーって必要なの?って思いませんか?
そもそもマイナンバーは、社会保障、税、災害対策の3分野で、複数の機関に存在する個人の情報を同一人物であると紐付けるために使われます。
今まではそれぞれの機関でそれぞれの番号で登録されていたものを、処理や個人の特定を迅速に行う為に一本化することになりました。
赤ちゃんでも預金口座の開設の為や児童手当や乳児医療費助成制度の申請で必要なときが出てきます。
赤ちゃんのマイナンバーの申請方法は?
赤ちゃんの場合のマイナンバーの申請方法は、出生届を出せばほぼ完了です。
後は提出した出生届を元に住民票が登録され、それぞれのマイナンバーが割り振られていきます。
その為、赤ちゃんの両親としてはマイナンバーのために申請することは出生届の提出だけで大丈夫です。
後は待っていると自宅宛てに簡易書留で通知カードが郵送されます。
出生届を提出し、住民票に無事に記載されて後、約3週間ほどで自宅に届きますよ。
赤ちゃんのマイナンバーは、個人カード?通知カード?どちらにする?
マイナンバーには郵送で届く通知カードと自分で申請する個人カードの2種類があります。
個人カードは任意なので、必ず申請しなければいけないというわけではありません。
大人の場合は、書類を申請したり、税金関係、出産した場合などの手続きで必要な場面が多くあるので個人カードを作成していたほうがメリットが多いです。
でも赤ちゃんの場合は?
子どものうちは個人カードまで必要かといわれれば「必要ない」かなあというのが個人的な感想です。
我が家は二人の子ども共に個人カード申請はしていません。
長男は小学2年生になりましたけど、今の所通知カードだけで事足りています。
というのもこれにはワケがあって、子供の個人カードの申請は写真に有効期限があるんです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、すぐに顔の印象も変わるのでそもそも証明書の役割を果たすのか疑問ですよね。
まあ当たり前といえば当たり前ですよね。
理由は先ほども触れたように「成長過程にある子どもの顔は変わりやすい」からです。
とはいえ、大人でも写真に有効期限はありますよ。
でも子どもに比べれば長いんです。
個人カードの写真有効期限は、
20歳以上の場合は10年
20歳未満の場合は5年
と定められています。
5年なんてあっという間・・・すぐに更新を忘れてしまいます(^_^;)
と、いうわけで我が家では息子二人は通知カードのまま。
ちなみに5年の更新はちゃんと覚えてる!赤ちゃんの個人カードを作ってあげたい!
という場合は、赤ちゃんは自分で申請できませんので、両親が代理人として申請することができます。
赤ちゃんの個人カードを申請したい!手続き方法や写真の撮り方は?
赤ちゃんの個人カードの申請方法
個人カードの申請方法は、4種類
①郵送で個人カードを申請
これは通知カードが届いた時に一緒に入っている申請書で郵送します。
署名や必要事項を記入して捺印し、顔写真を貼り付けてからポスト投函
②パソコンから個人カードを申請
個人カード申請用のサイトへアクセスして、必要事項を記入していきます。
写真はデジカメやスマホで撮影した写真を添付して送信。
③スマートフォンから個人カードを申請
こちらもパソコンと同様に申請用のサイトへアクセスします。
通知カードに交付申請をするためのQRコードが書いてあるので、そこからアクセスしてもOK
④証明写真機から個人カードを申請する
証明写真機からも個人カードを申請することができます。
手順は機械の説明に沿って必要事項を記入して、写真を添付してから送信します。
個人カードの証明写真・・・赤ちゃんの場合はどうやって撮影する?
マイナンバーの個人カード用の写真は、証明写真を撮る時の要領と同じように細かく指定があるので撮影する時には気をつけましょう。
・申請する6ヶ月以内に撮影されたもの
・帽子はかぶってはいけない
・サングラスをつけて撮影してはいけない
・正面を向いた写真であること
・顔の位置が真ん中にきている
・ぶれていない写真
・ピンボケしている写真は使えない。(顔の輪郭はきちんと映っているかどうか)
・背景に柄がついたものは使えない。無地の背景のみ使用可能。
・背景に影がないもの
写真屋さんへ行って撮影してもらうのが失敗もなくおすすめですが、自宅で撮影した写真でも上記のことが守られていれば申請することは可能です。
自宅で赤ちゃんの証明写真を撮る時には、シーツの上に寝かせて撮影するのがいいですよ。
大人の膝の上に座らせて撮る場合は、後ろの大人が映ってしまうのでNGですし、首がすわっていない状態だとそもそも座らせて撮る事は難しいですので、寝かせた状態で撮るのが失敗がありません。
その際には、白いシーツを敷いてから撮影するようにしましょう。
赤目になった写真は使えないので、フラッシュは焚かずに撮影し、画素数を上げてから撮影します。
郵送して申請する場合は、輸送途中で写真がはがれてしまうかもしれません。
写真の裏に生年月日と氏名を書いておくといいですね。
個人カードの受け取り手続きの方法と赤ちゃんの場合はどうすればいい?
個人カードの発行手続きし、しばらくすると自宅に交付通知書のはがきが届きます。
受け取りの場所や受け取り期限は、はがきに書いてあるのでしっかり読みましょう。
受け取りは原則本人のみですが、本人が病気や身体の障害、その他やむを得ない状況の場合にのみ代理人に委任できます。
個人カードの引き取りに必要な物は、
・ 通知カード
・ 本人確認書類(運転免許証やパスポートなどの写真入りのもの1点。もしくは保険証、年金手帳、学生証など2点。)
・ 住民基本台帳カード(持っている人のみ)
では赤ちゃんの場合は、親が個人カードを引き取ることになります。
その場合に必要なものは、赤ちゃんを連れて行く場合と連れて行かずに両親のどちらかのみで行く場合で持っていくものが違います。
子どもを連れて個人カードを引き取りに行く場合の持ち物
・交付通知書(はがき)
・通知カード(こどもの分)
・親の本人確認書類(運転免許証など)
・こどもの住民基本台帳カード(持っている人のみ)
親のみが子どもの個人カードを引き取りに行く場合の持ち物
・交付通知書(はがき)
・通知カード(こどもの分)
・親の本人確認書類(運転免許証など)
・こどもの住民基本台帳カード(持っている人のみ)
・親子関係を証明する書類(例:発行から3ヶ月以内の戸籍謄本、発行から3ヶ月以内かつ世帯全員分の続柄が記載されている住民票など)
赤ちゃんのマイナンバーを紛失してしまった場合の対処法
マイナンバーは、一生涯変わることがない番号です。
番号と名前が紐付いているので、悪用されないためにもきちんと保管しておかなければいけませんが、万が一紛失してしまった場合はどうすればいいのかご紹介します。
マイナンバーは、通知カードと個人カードの2種類ありますが、それぞれ対処法が違います。
「通知カード」を紛失してしまった場合の対処法
①警察に遺失届けを提出する
②受理番号がもらえるので控えておく
③住んでいる市町村に届け出をして、通知カードを再発行してもらう。
その際に、②の受理番号が必要なので控えたものを持っていくこと。
「個人カード」を紛失してしまった場合の対処法
①個人カードの機能を停止させる手続きを以下の番号に連絡して行う。
個人番号カードコールセンター
0570-783-578
②警察に遺失届けを提出する
③受理番号がもらえるので控えておく
③住んでいる市町村に届け出をして、通知カードを再発行してもらう
その際に、②の受理番号が必要なので控えたものを持っていくこと。
どちらの場合も再交付の場合は、発行手数料が掛かります。
手数料は市区町村で違うので確認してみてください。
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