夫婦だけで義実家と付き合っていた時と、孫が生まれてからでは全く義実家の付き合い方が変わります。
また、相手の反応も違ってきます。
もちろん子供が生まれても、義実家との付き合いに問題がない人もいればできれば付き合いたくない、必要最低限しか会いたくないという人もいます。
付き合いたくない人にとっては、義母との関係のストレスで産後うつになってしまう場合もあります。
今回は我が家の義実家伝説を交えながら、産後の義実家との付き合い方のコツをご紹介します。
義実家付き合いは大変の一言
出産を期に「義実家の事が大嫌いになった」というママは多いです。
ここにたどり着いた方も、
孫が生まれて義実家との付き合い方がわからなくなった
今までこんな義母・義父じゃなかったのに変わってしまった
育児に色々口を出されてイライラする
会う頻度が高くなって、どうしていいかわからない
孫を預けて欲しいと義母におねだりされて困っている
もしくは、
妊娠を期に義実家の態度が激変
出産の立会いをお願いしていないのに、分娩室近くで待たれた
出産して次の日には連日病室に義実家がやってくる
なんなら義母の友達もやってくる
はい、朔夜ママ8割方当てはまります(^_^;)
もう妊娠中から義母が苦手で苦手で・・・
相手側に悪気がないので、尚更こちらが悪い事をしているようで凹む旦那は当てにならない。
むしろ義母の味方っぽい
今思い出しても特に長男の妊娠から出産、産後は憂鬱でした。
産後は特にガルガル期もあったので触れられるだけで嫌だった。
だから今、義実家との付き合い方に困っているというママも一人だけじゃないです。
多くのママが
「ああもう!!!赤ちゃんの誕生を素直に喜びたい!」
と思っているのにできない。
義実家との付き合い方って、特に孫が生まれると大変です。
朔夜ママの場合の義実家列伝
先ほど触れたように、朔夜ママも長男・次男が生まれるまでの義実家列伝があります。
義実家は4人家族。義父・義母・旦那・義姉(結婚して地方で暮らしています。)
ちなみに義姉には3人の子供がいて、我が家よりも先に生まれていたので義母にとって、我が家は初孫ではありません。
長男の子としては初ですけどね。
義実家は、車で15分程度、朔夜ママの実家は車で10分程度。
どちらからもちょうどいい距離に前住んでいた家も現在住んでいる家も探しました。
義母は車の免許がないので、運転はできません。
義母に関してですが、人は良いんです。
意地悪でもなんでもない義母です。
時々嫌味か?天然か?と思う事も言われますが、基本優しいです。
ただ話を聞かない・聞いていない。
自分のやること、考えている事を曲げない。
良かれと思ってやっていることが、私としては迷惑な事が多々。
さらに義実家の家の周りに、義母の友達がたくさんいるので我が家の話はほぼ筒抜けです。
では期間ごとにまとめてみました。
長男・次男妊娠前:
まだ夫婦だった頃、義実家に会うペースは2.3ヶ月に1回程度。
夕食を食べにおいでと言われる・もしくは旦那がアポを取ってくるので義実家に夕飯を食べに行ったり、どこか外食するという感じ。
実家には、私だけで月2位でお昼に会いに行くという感じ。
結婚して4年経っても、妊娠しないので産婦人科に通い始める。
通い始めて半年ほどで長男を妊娠。
妊娠中:
長男を妊娠した時は、9ヶ月頃までバイトをしていました。
バイト先は義母の知り合い。
不妊だった事とか色々な話が筒抜け状態で、ある日ちょっとした会話の中で、義母経由とわかる話でカチンとくる事を仕事先の人から言われたので、旦那が義母に筒抜け話を辞める様に言ってはじめてのイザコザ勃発。
何故か旦那、私からも義母に謝るように言われるので謝罪・・・何故?笑
出産予定日がやってきても長男が生まれる兆候がなく、
「まだ?まだ生まれてこないの?何もないの?」
と検診日ごとに私へ直電。
私も初めての事で不安だったのに、急かされるように電話が掛かってくる事にイライラがピークで、毎度電話が終わるごとに号泣。
今思えば、検診日を言わないという手もあったんですが、義母との付き合い方がわからない、義母も心配してくれているんだと思って
「こちらから電話します」
という事が言えなかったのが反省点。
次男の時は、やはり長男家2人目の子という事もあってか、予定日が過ぎても全く電話も掛かってこず笑
陣痛開始:
さて出産予定日が2週間経っても生まれる兆候がないので、陣痛促進剤→ラミナリアで陣痛を起こし、子宮口を開く処置の為に2日入院。
入院2日目の朝から陣痛開始。
そして知らない内に、旦那が義母を呼んで分娩室すぐ外のベンチに旦那と義母待機。
私聞いていないんですけど~・・・。
出産して病室移動の時に始めて知りましたよ(^_^;)
あまり絶叫していなかったのだけが救いかな?
分娩時に待機されるのが嫌だったので、次男の時は陣痛が始まって病院に行く車の中で旦那に
「義実家には生まれてから来てって言って!!!」
と切実にお願いしました。
旦那も、長男の時に生まれるまでに時間が掛かったので、陣痛が起きた時には、義実家へ連絡していなかったそうです。
結果として次男出産時は、私が出産した夜に大量出血して翌日会えるかわからなかったので旦那が事情を話して出産後3日目に義実家はやってきました。
出産入院中:
長男の時は、私も後陣痛もなく、貧血だけだったので会陰が痛むだけでピンピンしていました。
産院は、義実家から徒歩で5分程度。
義母は退院するまで毎日、孫と私に会いにきました。
義父は仕事が終わって毎夜笑。
実母は毎日義母が来ると私から知らせを受けて来ず。
産後2日目に義母は友人5人連れてやってきて、さすがに「おいおい・・・」と思いましたね。
相談なしで、向こうはみんなベンチに座って私は立って話を聞く(倒れそうだったよーw)
そして部屋に電気ポットが置いてあったんですが、ポットを洗面所まで持って行っても、水を中に注げなかったのでペットボトルを水汲み用に置いていたんですが勝手に義母捨てる・・・
ちょっとは聞いてよ。
ラベル外して使う気満々だったんだから。
次男の時は、大量出血事件があったことで産後3日目と退院日だけしか会わなかったので楽だった。
けっこう入院中って、昼間に沐浴指導やら授乳指導があってゆっくりできませんからね。
それに来客対応するよりも、寝たい!!
退院後~:
退院後、長男の時は実家に1.5ヶ月ほど帰っていました。
そして義実家は義姉が帰ってきてるからと実家まで会いに来た。
一度ならまだしも、義姉が帰ってからも何度か「会いたい」と連絡があったので、さすがに母が断りました。
そして里帰りも終わったら、旦那が毎週義実家へ会いに行こうと誘ってくる。
断ると「会わせたくないの?義実家が嫌いなんだろ?」攻撃
さすがに毎週は無くないか?笑
結局、毎週日曜日に義実家へ夕飯を食べに行くという習慣が次男誕生までの3年間続く。
よく耐えたな私。
授乳用に部屋を貸してくれた事がせめてもの救い。
途中から断っても、あの旦那の台詞が返って来ることに辟易として
無心で義実家へ通う。
ただし私と長男だけで義実家訪問はなしです。だからだったのか?
現在:
この習慣に終わりが来たのは、次男が生まれて長男が幼稚園に通い始めたから。
長男も3歳になって、「どこかへ出かけたい!」という欲求が出てきたのでそこまで毎週義実家に行くわけにはいかなくなったからです。
現在は、家族で義実家を訪れるのは半年に1回。
長男・次男・旦那で義実家訪問するのは、2ヶ月に1回程度のペースで落ち着いています。
産後の義実家との付き合い方のコツ
ようやく我が家も義実家との付き合いも落ち着いてきて、自分のペースが掴めてきました。
私の経験を踏まえて、義実家との付き合い方のコツをまとめてみました。
旦那には、適度に仲介役として動いてもらう
我が家は旦那が義母の味方をする事が多いですが、妊娠前から私と義実家の中継役として活躍してもらっています。
私は義実家関係のことは旦那から聞くので、私から義母や義父に直接連絡する事はありませんし、義両親のメールアドレスも知りません。
小学校や幼稚園の運動会の日取り連絡はもちろん、義実家へ行く予定の日取りや時間も旦那が連絡係です。
やはり息子ですからね。
義実家の扱いに慣れた人の方が相手にとっても、自分にとってもいいと思います。
その代わり、実家への連絡係は私が担当。
長男妊娠中に、私に直接連絡がある事がありましたが、連絡の役割分担を決める事で、連絡が来ることが減るので小言を言われることもなくストレスも溜まりません
嫁として完璧さを求めない
夫婦2人のときは、付き合う頻度が低かった家も孫が生まれたら、義実家からのお誘いが多くなるという事があります。
会う機会が増えると、もっと義実家と仲良くならなくちゃと思うかもしれませんが、急には仲良くできません。
時間を掛けて好みを探ったり、好きなテレビ番組の傾向を探る程度で十分です。
また義実家に遊びに行ったら、色々お手伝いをしなくちゃとはりきる必要もありません。
特に産後は、ゆっくり休む時期なので義実家にお呼ばれされても、赤ちゃんのお世話に徹しましょう。
踏み込んでいい境界線を自分の中で明確にする
けっこうズカズカと踏み込んでくるタイプの義実家もありますが、自分の中で「ここまでは許せる」という範囲を明確にしておきましょう。
会うペースや赤ちゃんに対しての接し方、育児へのアドバイスなどは特に昔とは違うことが多いです。
アドバイスはアドバイスとして聞くことも大事ですが、全てを受け入れる必要はありません。
境界線を越えてきたら、旦那を介して注意してもらうことがベストですが無理な場合は、赤ちゃんのお母さんであるあなたが動かなくてはいけません。
母となったら、自分の意見をドンとぶつける
母となったら心身ともに強くなります。
ダメなことはダメ!と義実家に対しても言えるようになります。
「でも~」という態度では、なし崩し的に強行されてしまいますので
嫌な事は嫌!ダメなものはダメ!と強気に反抗することも大事です。
私も結婚当初や長男が生まれた時よりかは、だいぶ被っていた猫を脱ぎ捨ててきましたよ笑
当たらず触らず、適度な距離を保つ
義実家はママ側からすると他人です。
こじれた時はかなり大変です。
関係を修復するのも困難なときがあります。
元々仲がいい関係なら別にそのままで構いませんが、そんなに仲がいいわけでなかったなら、あまり親密に関わり過ぎると双方にとってストレスになってしまいます。
適度な距離を保ちつつ関係を続けていきましょう。
実家と孫の関係についての話は極力しない
双方の家との関係を均一にする事が理想的ですが、実家へ頼るほうが何かと言いたいことも言えるし頼りになります。
義実家よりも実家の方へ行くことが多くても、義実家にそのことを言うべきではありません。
義実家に子供が懐かない場合は、
「実家の方に行き過ぎてるからじゃない?」
という風になります。
実家に通っている回数や子供が実家に懐いていることなどは言わないほうがいいです。
嫌だ嫌だと感じても、感謝の気持ちを持つ
いくら嫌だと感じても、義実家は孫が生まれて嬉しいはずです。
それで色んなことをしたいんだと思います。
してくれた事には感謝を伝えましょう。
ただ好みの物を買ってくる、いらないものを押し付けられる場合は
はっきりと断る勇気を持ちましょう。
会話では笑顔を見せる
会話をしていても仏頂面だと相手もいやな気持ちになります。
終始笑顔でいなさいとは言いませんが、話を振られたり、孫の相手をしている時は顔だけでも笑顔でいましょう。
小さなことが、良好な関係を作っていきます。
誘いなどを断ったときはフォローを忘れずに。
全てのことを拒否していると感じの悪い人になってしまいます。
何か断ったときには、必ず小さな事でもいいのでフォローをいれましょう。
呼ばれたのに断ってしまった時には、子供の画像を送ってあげたり、2.3歳頃になって近所に住んでいる場合は、旦那と子供だけで遊びにいかせたりもできます。
ただし、その場合には、旦那さんに守って欲しい事、やってほしくないことをきちんと伝えておきましょう。
まとめ
さて、今回は産後の義実家との付き合い方のコツについてご紹介しました。
もし赤ちゃんが生まれてからの義実家との付き合い方に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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