産院を退院する時に、赤ちゃんのへその緒が取れている場合と取れていない場合があります。
どちらの場合も消毒をしなければいけませんが、産院で消毒セットを貰っていない場合はどのようにケアしていけばいいのでしょうか?
赤ちゃんのおへその消毒方法(取れた後、取れかけ)や気をつけなければいけない事、出血がある場合の対処法をご紹介します。
出産後退院する時に、おへその消毒セットもらった?
私が出産した産院では、退院する時におへその消毒セットをもらいました。
ただこれって全ての産院で、同じようにもらっているわけではないようなんですよね。
ケアセットをもらっていない場合は、どうやっておへそを消毒するのかわからないし、どういうもので消毒すればいいのかわからないですよね?
産院でおへその消毒セットをもらってない場合の対処法
産院によっては、退院するときに消毒セットをもらえない場合も
あります。
そんな場合には、
・消毒用アルコール(マキロンでも可)
・綿棒
ただ最近では、過度に消毒するよりも水分を十分に綿棒やタオルで拭き取って自然乾燥させるだけという方法を推奨している産院もあります。
心配な場合は、退院する時に看護師さんに消毒方法を確認しておくと安心ですよ。
自分で準備してください!といわれれば、このようなグッズを揃えておけばいいと思います。
新生児のおへその消毒方法
我が家の場合は、長男は産院に入院している間にへその緒が取れたので看護師さんが桐の箱に入れて渡してくれました。
次男の場合は、まだ退院する時にへその緒がついた状態でした。
へその緒は、無理に取ろうとすると出血してしまうので、引っ張ったり、無理に取ろうとしてはいけません。
放っていても、自然にポロッと取れるので、外れるまで待ちます。
どちらもそんなに消毒の方法に違いは有りませんが、へその緒がついている状態の消毒方法とすでにへその緒が取れた後の消毒方法とに分けてご紹介していきます。
消毒は、へその緒が取れるまで毎日します。
へその緒がまだ付いた状態のおへその消毒方法
おへそを消毒するのは、沐浴が終わったときに行います。
1.沐浴の後、おへそ回りも水分をタオルで取っていきます。
2.次に、乾燥剤を振り掛けます。産院でもらったのは、
黄色い粉でした。これをパラパラとおへそに振り掛けます。
3.最後におへそをガーゼで覆って、テープを貼ります。
テープは医療用の茶色いテープがあるので、それを使います。
消毒用アルコールを使う場合は、水分を拭き取った後に、めんぼうで消毒用アルコール塗っていき後は自然乾燥させます。
乾燥剤がない分、ガーゼをつけてしまうとせっかく自然乾燥させたのに、蒸れてしまうので逆効果です。
乾燥剤が無い場合は、自然乾燥させた後にガーゼをつける必要はありません。
へその緒が取れかけ、取れた後の消毒方法
基本的には、へその緒が付いている時とやり方は同じです。
私が出産した産院では、取れた後はガーゼはしなくていいと言われたので上の工程1.2までを、乾燥剤の粉が無くなるまで消毒しました。
おへそを消毒するのは、沐浴が終わったときに行います。
おへそから出血していた場合は?
へその緒が取れた状態は、傷跡と同じ状態なのでへその緒が取れた後は、少し出血する事もありますが、少量なら自然治癒にまかせていて大丈夫です。
ただし、出血量が多い、出血が止まらない場合はすぐに出産した産婦人科へ連絡しましょう。
へその緒が付いた状態でじゅくじゅくしている場合は?
へその緒が付いた状態でジュクジュクしている場合は、消毒液を使います。
1.水分をタオルでしっかり取ります。
2.消毒液をおへそ全体にめんぼうで付けていきます。
3.乾燥剤を振り掛けます。産院でもらったのは、
黄色い粉でした。これをパラパラとおへそに振り掛けます。
4.最後におへそをガーゼで覆って、テープを貼ります。
テープは医療用の茶色いテープ(または白いテープ)があるので、それを使います。
取れたへその緒はどうすればいい?
ポロッと自然にへその緒が取れたら、よく乾燥させます。
乾いてカラカラになったら、へその緒ケース(桐の箱)に入れて保管します。
もしも1ヶ月経ってもへその緒が取れなかった場合は?
へその緒はだいたい退院してから1週間程度で自然に取れるものですが、1ヶ月経っても取れる様子がないへその緒もあります。
このような場合は、出産した産婦人科や小児科を受診してください。
またこの他にも、
・おへそがくさい
・おへそが赤く腫れている
・膿が出ている
状態の場合もすぐに受診しましょう。
まとめ
さて、今回は退院後、新生児のおへその消毒方法についてご紹介しました。
もし退院してからの赤ちゃんのおへその消毒方法に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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