授乳中に風邪を引いた!母乳はあげてもいい?薬は飲んでもいい?

2018年の厄年の女性はどの年? 母乳育児

ママだって、人間だもの風邪くらい引いちゃう!

でもツライのが、授乳中の風邪。
母乳育児をしているママは、薬を安易に飲むことができません。
そもそも、風邪を引いている時に母乳を飲ませても大丈夫?
風邪が赤ちゃんにうつっちゃうんじゃない?と心配ではないですか?

また風邪を引いたら、風邪薬はダメ?漢方薬はどう?
風邪の予防法などをまとめてみました。

授乳中に風邪を引いても、母乳を飲ませていい?

母乳育児をしているママが風邪を引いた時、
心配になるのが
「風邪のウィルスが、母乳を通して赤ちゃんにうつってしまう?」
という事です。

何となく、体に風邪ウィルスが入っているので、
母乳を通して赤ちゃんに風邪ウィルスがうつってしまうイメージが
あります。

でも、風邪の菌が母乳を通して赤ちゃんにうつることはありません。

母乳には、免疫物質がたくさん入っているので、
風邪の時でも飲んでも大丈夫です。
ただ注意は必要です。

それは、風邪薬の服用!

市販の風邪薬・漢方薬は、授乳中に飲んでも良い?

授乳中に風邪薬は飲んでもいい?漢方薬は?

風邪を引いたな?と思った時、風邪が重症化してきた時には
早く治そうと思って、風邪薬を飲むと思います。

ただ、風邪薬は母乳を通じて赤ちゃんの体の中に運ばれる可能性があります。
微量な量だといわれていますが、それでも赤ちゃんの中に
風邪薬の成分が入るのは心配です。

市販の風邪薬を無闇に飲むのではなく、
面倒かもしれませんが病院へ行き、
母乳に影響が少ない薬を処方してもらうようにお願いしましょう。

どうしても病院へ行く時間がないという場合は、
ドラッグストアに薬剤師さんがいるので、
「授乳中でも飲める風邪薬はないですか?」
とたずねると親切に教えてくれます。

漢方薬では、葛根湯が人気ですが、
漢方薬も母乳に影響が出る場合や
授乳中に飲んではいけないものがあります。
こちらも医師に相談してから飲むと安心です。

病院で処方された風邪薬でも、母乳に影響が出るのが心配というママは
薬を飲んでいる時だけ、ミルクに替えるのもありですよ。

胸が張って辛いときは、搾乳して母乳は破棄しましょう。
風邪を引いてキツイ状態なのに、乳腺炎にでもなったら
大変ですからね・・・。

あまり長い期間、母乳をあげないと母乳量が減ってしまうので
薬の服用が終わったらまた母乳をあげる習慣をつけましょう。

赤ちゃんが哺乳瓶の乳首を嫌がってしまい
ミルクを飲んでくれない!という場合は、
ママが風邪薬を飲む前に授乳しましょう。

授乳時間が2,3時間空くようなら、
薬を飲む前に授乳をすると、
次の授乳時間にまた母乳を飲むことができます。

ママが風邪の時は、飛沫感染に気をつけろ!

飛沫感染に気をつけろ

母乳からは、赤ちゃんに風邪はうつりません。
ですが、気をつけなければいけないのが、
咳・くしゃみ・鼻水による飛沫感染です。

咳・くしゃみをしたときに、赤ちゃんに唾が掛かってしまったり、
物や自分の手に菌がついたまま
赤ちゃんに触れてしまうと、その手を口に入れたときに
風邪がうつってしまいます。

そうならない為にも、風邪っぽいなっと思ったら
すぐにマスクをしましょう。

風邪はなる前に予防せよ!

風邪は予防が大事

*外から帰ってきたときには、手洗い・うがい!
基本的なことですが、外出して帰ってきたときには
手洗い・うがいをまず最初にしましょう。

*体を温める
体の中で「首」と付く所を暖めると、体全体が温まります。
体が冷えることでも風邪を引いてしまいますので、
首・手首・足首が出ないようにしっかり防寒しましょう。

*睡眠をしっかりとる
育児の疲れや睡眠不足で体が弱っている所に
風邪の菌は入りやすくなってきます。

頻回授乳で寝不足になっているママは、
お昼の間でもいいので
赤ちゃんが寝ている時に、一緒にお昼寝をしましょう。
ちょっと横になって、目を閉じるだけでも
体は少しですが休まります。

疲れたなと思ったら、無理をしないように休息しましょう。

*部屋を適度に加湿しましょう
風邪のウィルスは乾燥した状態が大好き。

部屋の湿度は、60%がちょうどいい状態です。
洗濯物を部屋干ししたり、加湿機能がついている空気清浄機をつけたりして
部屋が乾燥しすぎないようにしましょう。

リンク赤ちゃんがいる部屋の最適な湿度と温度は?

*しょうが紅茶を飲んで風邪菌を追い出す
風邪ウィルスは、汗や排泄で少しずつ体の外へ出て行きます。
汗や排泄量を増やす事で、風邪菌を早く外へ追い出すようにしましょう。
その方法が「しょうが紅茶」

しょうがは、すりおろした生のしょうがと、温めたしょうががありますが
効果は違います。
生しょうがは、体を冷やす効果があるので、風邪の時には適していません。
すりおろしたショウガを加熱して食べる・飲むと体が温まります。

小鍋に紅茶を煮出してから、すりおろした生姜を入れてから飲みます。
喉が痛いときには、はちみつを入れるといいですよ。

生姜の力で発汗、紅茶の利尿作用で排泄回数が増えるので
早く風邪が治す手助けをしてくれます。

紅茶に含まれるカフェインが気になる場合は、
一日に2.3杯なら問題ないといわれていますが、
紅茶をいれずにお湯の中に生姜とはちみつを入れて飲むといいですよ。

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