毎日の授乳で、肩が痛い、腰が痛い、腕も痛い、何なら乳首を噛まれて乳首痛にも悩まされている…
授乳は毎日、母乳であっても、ミルクであっても訪れるもの。
体の痛みや母乳やミルクを飲む量の問題、乳首痛の問題は授乳姿勢で解決できるかもしれません。
現在、授乳時間がつらいなぁと思っている人は、早めに楽な授乳姿勢をマスターすることで、授乳時間が快適になると思います。
今回は、あぐらで楽に授乳する方法についてご紹介します。
授乳する時にきついし、体が痛くなる
母乳をあげるにしても、ミルクをあげるにしても、赤ちゃんを抱っこして授乳しますよね?
間違った授乳姿勢をしていると、体や腰、肩が痛くなるし、腕や手首まで痛くなるという人もいます。
一日の内に何度もある授乳時間なので、できるだけ疲れず痛くない姿勢でやりたいもの。
もし今、授乳している時に
「きついなぁ、体の〇〇部分が痛いなぁ」
と感じている人は、楽な姿勢をとると授乳時間が楽しくなるかもしれません。
また、母乳は出ているはずなのに、赤ちゃんが飲んでくれない、乳首をよく噛まれるという人も授乳姿勢に問題があるのかもしれませんよ。
授乳するときにソファでもいすの上でも、床や畳の上でもおすすめなのは”あぐら”です。
授乳するときに楽なのは”あぐら”
授乳するときに”あぐら”?
でもあぐらって骨盤に悪いんじゃない?
骨盤が歪んでいる時期にあぐらで座ったら、さらに骨盤が歪んじゃうんじゃない?
と思いませんか?
でも、あぐらも正しい座り方がありますよ。
だら~っとあぐらで座っているのは、もちろん骨盤にも良くありません。
間違ったあぐらの座り方をしているとどんな悪影響があるのかというと、
・姿勢が悪くなり猫背になる。猫背になることで、背中や腰、肩が痛む。
・骨盤のゆがみの原因となりやすい
・骨盤がゆがむことで、下半身太りが元に戻りにくい
・ひざが痛む
・母乳を飲ませる時に、乳首を深くくわえさせられない。
・赤ちゃんが満足に母乳を飲めないので、乳首を噛む
・母乳がうまく吸われないことで乳腺炎になる可能性がある
などです。
間違ったあぐら姿勢で授乳をさせていると、赤ちゃんの頭の位置が低い位置になるので、お母さんが猫背になる必要があります。
あぐらで猫背になると、どうしても腰に負担がかかり慢性的な腰痛に悩まされたり、背骨から上がって肩がこってしまいます。
こりが生まれるという事は、血行がそこで悪くなってしまうので、母乳の出も悪くなります。
赤ちゃんをしっかりお母さんの胸に近づけないと、乳首を浅くしかくわえられないので、母乳が出てこないことで乳首を噛みます。
乳首痛が出ている人は毎度の授乳がつらいと思います。
また背中が丸まった状態であぐらをかくことで骨盤がさらにゆがみ、下半身太りがなかなか戻らない原因にもつながります。
間違ったあぐらは体がきついなぁ、疲れるなぁというだけじゃなく、こんなにデメリットがあります。
でも、あぐらが悪いわけではありません。
授乳の時に楽で疲れにくいあぐらの座り方にはポイントがあります。
授乳時間で体が疲れるなぁ、大変だなぁという人は、早めに授乳姿勢を見直して楽な姿勢をマスターしましょう。
授乳するときの”疲れないあぐら”のやり方やポイント
あぐらで座る時のポイント
①背中をまっすぐにする
元々猫背な朔夜ママは、後ろに壁がないと背中をまっすぐにしてあぐらで座るのが難しかったです。
朔夜ママのようにあぐらで座った時に、背中をまっすぐにするのが難しい人は、壁がある場所であぐらで座りましょう。
・背中・腰を壁にくっつける
・背中からお尻にかけてのラインが直角になるように座る
この2点に気を付けてまずはあぐらで座ります。
②骨盤を立てる
壁に沿って座れないという状況の場合は、座布団やタオルをお尻の下にのみ敷きます。
座布団は半分に畳んでお尻だけで座るようにします。
そうすると、自然と骨盤が立つ姿勢になりますよ。
骨盤を立てるように座らないと、結局背中が丸まってしまいます。
③赤ちゃんを胸に近づける
赤ちゃんの頭の位置が低いと背中が丸くなるし、腰にも負担が掛かります。
赤ちゃんの頭を引き寄せるのが難しい場合は、授乳クッションを使いましょう。
まとめ
さて、今回は授乳する時の姿勢は”あぐら”でもいい?やり方などについてご紹介しました。
もし楽な授乳姿勢について悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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