ミルクには赤ちゃん用のミルクとフォローアップミルクと呼ばれるミルクの2種類あります。
一体、フォローアップミルクとは乳児用のミルクとどう違うのでしょうか?
またフォローアップミルクは飲ませたほうがいいの?と思うことがあると思います。
今回は、フォローアップミルクと乳児用ミルクとの違い、フォローアップミルクの特徴、フォローアップミルクは飲ませたほうがいいのか?おすすめのフォローアップミルクについてまとめてみました。
フォローアップミルクとはどんな物?
赤ちゃん用品を取り扱っているお店やドラッグストアのミルクコーナーで見たことはありませんか?
粉ミルク缶には、2種類あります。
だいたい0歳から1歳までの新生児の赤ちゃん用ミルクと、フォローアップミルクと呼ばれる約9ヶ月頃から3歳まで飲めるミルク。
フォローアップミルクは、各メーカーによって配合の違いがありますが鉄分・たんぱく質・DHA・カルシウム、ビタミン等が豊富で、離乳食で補えなかった栄養分の補助的な役割をしてくれます。
いつ頃位からフォローアップミルクは飲むの?
フォローアップミルクはいつくらいから飲み始めるものなんでしょうか?
ミルクの缶には「9ヶ月頃から」と書いてあると思います。
離乳食は大体赤ちゃんの様子を見ながら、生後5ヶ月頃から始める家庭が多いと思います。
最初は、1日1回すりつぶしたものからはじめ、7,8ヶ月頃で下でつぶせる位の柔らかさのもの。
そして9ヶ月頃から1日3回食になり、食べ物の固さも歯茎でつぶせる位。
フォローアップミルクはこの色々な食べ物を食べ始められるくらいの時期に、離乳食で補えなかった栄養などを補う為に与えるといいです。
フォローアップミルクは必要?
とはいえ、離乳食の開始の時期や、赤ちゃん自体の様子にも個人差があります。
誰でも9ヶ月になったらフォローアップミルクを飲まなければいけないのか?
と思ってしまいますが、
フォローアップミルクの目的は「食べ物で補えない栄養を摂るためのもの」
なので、離乳食が問題なく進んでいたり、栄養面で特に問題がない場合は無理にフォローアップミルクをあげなくても大丈夫です。
私の場合も、子供二人とも離乳食が問題なく進んでいたので離乳食開始始めに、フォローアップミルクの小さい缶を一つだけ買って、消化し終わった後は、離乳食のみで進めました。
離乳食の開始が遅れている、離乳食を食べてくれないなどで栄養面に心配がある人は、フォローアップミルクを足すくらいでいいと思います。
ただ、フォローアップミルクで気をつけなければいけない点は、赤ちゃん用ミルクよりも、少し甘めに作ってある物が多いので、あげすぎて虫歯にならないように気をつけましょう。
また、赤ちゃん用ミルクと同様に、フォローアップミルクは腹持ちがいいので
「飲みすぎて、離乳食が進まない」
ということにもつながります。
フォローアップミルクのせいで離乳食が進まないというのは本末転倒の話ですよね?
離乳食の後に飲ませるなどの工夫をしてみましょう。
フォローアップミルクの代わりに牛乳をあげてもいい?
缶ミルク一つとってもけっこう高いものですよね?
消耗品はおむつなどもあるので、できるだけ減らしていきたいと考えている人もいると思います。
離乳食がウマく進んでいないし、栄養面が気になるからフォローアップミルクの代わりに牛乳を与えてみよう!
と思うお母さんもいるかもしれません。
でもそれはちょっと待った!!
牛乳は、アレルギー面でも心配ですし、さらに気をつけなければいけない点が「鉄欠乏性貧血」
牛乳は皆さんも知ってのとおり栄養価のとても高い飲み物です。
まだ体の臓器が完全に成長していない赤ちゃんたちにとっては、牛乳に含まれているカルシウムが鉄分の吸収を妨げてしまい鉄分不足から貧血に・・・。
離乳食を作るのに少量加熱して与える分には、6,7ヶ月ころから良いとされていますが、飲む目的で牛乳を与えても良い時期は、だいたい1歳過ぎて離乳食が完全に3回食べられるようになってからとされています。
最初は 20~30ml程度からはじめ、
お腹がゆるくなっていないか、他に調子が悪そうにしていういないかなどをチェックしながら徐々に増やしていきましょう。
人気のフォローアップミルクの特徴をご紹介
値段的なことを考えるなら、「雪印メグミルク タッチ」「和光堂ぐんぐん」
カロリーで選ぶなら、「明治ステップ」「森永チルミル」「ビーンスタークつよいこ」
持ち運びに便利なもので選ぶなら、唯一キューブ型を採用している「明治ステップ」
栄養面なら、鉄とDHAが国内で最も多く入っていると謳っている「ビーンスタークつよいこ」
みなさんなら、どれを重視しますか?
まとめ
さて、今回はフォローアップミルクと乳児用ミルクの違いについてご紹介しました。
もしフォローアップミルクを飲ませたほうがいいのか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
コメント