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ミルクを足す量がわからない!を体験談から具体的に解説します

混合育児のミルクの足し方 混合育児
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完全母乳育児いわゆる完母じゃない場合、残される道はミルクとの混合育児となります。

朔夜ママ自身が混合育児だったのでわかるんですが、

「母乳が足りない場合、どのくらいミルクを足せばいいの?」
「さっきミルク足したけど、まだ足りないの?まだ飲んでもいいの?」

っと不安に思ったり、量の調整に困ったり、あげるべきか迷ったりするんですよね。

今回は、混合育児体験の朔夜ママが母乳が足りない時のミルクの足し方、量を詳しくまとめてみました。

混合育児だと母乳が足りないときのミルクの足す量に困る

考える女性

母乳育児の場合、母乳は欲しいだけあげてもいい!

って産院でも言われたと思います。

でもミルクの場合はそういうわけにもいきませんよね?

特に生後1カ月未満の場合は、育児自体どうしていいのかわからないって状況。

母乳やミルクをあげるのも、おむつを替えることも初体験で、ミルクを足していい量なんてわからないので、それだけでパニックになることもあります。

朔夜ママも母乳を飲ませてミルクを足すときに、

「じゃあ、いくら足せばいいの?母乳は目に見えないし…」

実際、入院していた時は母乳を飲ませた後に赤ちゃんの体重を測ってみても、まったく飲ませる前と変わっていないという状態がずっと続いていました。

そのため、入院中から退院しても缶ミルクに書かれている量を飲ませるように産院から指導がありました。

「生後1か月だと〇〇ccか。もうさっきあげたしこれ以上は飲ませることができない」

とも思っていました。

缶ミルクの表面に書かれている分量がすべて。それに従うのが正しいこと。

これ以上は与えてはいけない。

そう思っていました。

次男の時は長男の経験もあって、あまり分量は気にせず足すことができましたけど、やはり長男の時は毎日が手探り。

様子を見ながらというのが一番難しかったです。



混合育児をしていく上で重要なこと

チェックポイント

混合育児をしていくなかで、母乳を少しでも増やしたい時に大事な点は

・母乳を飲ませてからミルクを足す

・次の授乳までの間隔はどのくらいなのか

・おしっこやうんちの回数は少なすぎない?

他にも乳頭混乱を起こす子がいるので、哺乳瓶につける乳首の形状に気を付けるなどあるようですが、我が家の場合は二人とも乳頭混乱は起こしませんでした。

もしも母乳なら飲むのに…、哺乳瓶なら飲むのに…という状況に陥っているママは、哺乳瓶につける乳首の形状を変えてみるのもいいかもしれません。

けっこう各メーカーによって乳首の形状や材質が違うんです。

 

ミルクの足し方のコツや足す見極め方は、

*母乳を飲ませてからミルクを足す

よくミルクを飲ませてから母乳を足すというママもいるようですが、おすすめできません。

ミルクは吸えばどんどん口に入ってくるので、すぐに赤ちゃんは満腹になってしまい満足して眠気が襲ってきます。

ミルクをあげてから母乳をあげようと思っても、いつも眠ってしまい母乳を吸ってもらえない、さっきまでミルクがどんどん流れてきていたのに、急に母乳に切り替えて満足に飲めなくて不満。

ということになります。

それに、母乳は吸ってもらった分だけどんどん作られていくので、お腹が減っている時に母乳をあげたほうが吸ってくれます。

混合育児をしていて母乳に切り替える予定の人は、ミルクを足す前に母乳を飲ませてから、足りない分をミルクで補うようにしましょう。

*次の授乳までの時間はどのくらい開いているのか?

母乳を飲ませてからミルクを足して、果たして次の授乳までの時間はどのくらい開くのかを計算してみましょう。

授乳間隔が3時間以上開く場合は、1回に足すミルクの量が多すぎています。

ミルクは母乳よりも腹持ちがいいので、足す量が多すぎるとその分、次の授乳時間が開いてしまいます。

60cc足したのなら、今度からは40ccにしてみるなど

授乳間隔が1時間も経たずにミルクを欲しがる場合は、逆に足すミルクの量を増やしてあげましょう。

足した量が20ccで1時間も経たずに泣いてしまった→次の授乳時間に足す量は40ccにしてみる

ちょうどいいのは前の授乳時間から2時間ほどで欲しがる量です。

*おしっこやうんちの回数は少なすぎない?

ミルクの足す量が少なすぎると、おしっこの回数、うんちの回数に影響が出てきます。

生後1か月の間だと、

・おしっこは1日に7回以上

・うんちは一日に数回

が普通です。

おしっこが授乳のタイミングで見るとしていないことが多い、うんちが数日でない

というのは母乳やミルクが足りていません。

混合育児の場合、母乳の足し方・量を具体的に解説

授乳中の赤ちゃん

*生後1か月の場合は?

産院にいる間にだいたい、どのくらいの母乳が自分から出ているのか?というのは、赤ちゃんの体重を測っていく中で分かっていると思います。

そのうえで、産院から〇cc足すようにという指導が入りますよね?

この足す量は個人で違うので「生後1か月の赤ちゃんは〇〇cc足す」とは言えません。

朔夜ママの場合は、退院してから1週間検診、または2週間検診までは産院から指示があった量分だけミルクを足しました。

全然入院している間母乳が出ていないという結果だったので、缶ミルクに表示されてあった80ccあげていました。

WHOが定めている生後1か月のころの赤ちゃんの体重増加量は、1日あたり18g~30g

1週間検診、または2週間検診の時に赤ちゃんの体重を測るので、その時に体重が減っているのか、逆に増えすぎているのか?で判断できます。

そしてすぐに生後1か月検診もあります。

我が家の二人の息子のデータはというと…

☆長男

出産時体重:3,644g
1か月検診時体重:4,860g

1か月で増えた量:1,216g
1日当たりの増えた量:39.22g

☆次男

出産時体重:3,690g
1か月検診時体重:4,920g

1か月で増えた量:1,230g
1日当たりの増えた量:39.67g

WHOの基準から言えばやや摂りすぎ。

ですが、特に産院で減らすようにも言われませんでした。

「順調に育っていますね」

この先生からの一言で、「はぁ~、よかった。足す量に不安を感じていたけど、あれでよかったのか」

とようやくホッとした気がしました。

成長曲線でもちょうど真ん中あたり。

*ちょうどいい授乳間隔は何時間ひらくのがいい?

先ほども触れましたが、足す量の目安の一つになるのが授乳間隔です。

母乳を飲ませた後にミルクを足して、次の授乳までに3時間以上開いている場合は、足すミルクの量が多いです。

自分が思った以上に母乳が出ている可能性があります。

60cc足したのなら、次の授乳時間は40ccにして様子を見るなど減らしてみましょう。

授乳時間が1時間も開かずに欲しがる場合は、逆に足すミルクの量が足りていないので足してあげましょう。

20cc足したのなら、次の授乳時間は40ccにして様子を見る。

たまにいつも以上に欲しがることもありました。

その場合は、「たまになら」という気持ちで、

20ccで足りない→次の授乳で40ccに増やしてみるる→すぐ飲み切ってまだ飲みそう→20cc追加してみる→落ち着いた→次の授乳時間には20cc足すに戻す

という感じ。

赤ちゃんもロボットではないので、たまにはいつも以上に飲みたい時もあるんだろうという勝手な朔夜ママの思い込みですが。

そうした方が、ママ側の精神衛生上にもよかったように思います。

まぁずっと欲しがるだけミルクを与え続けるというのは、母乳を増やすという意味でもおすすめはしません。

あくまで「たまに」です。

*離乳食が始まったらどうしたらいい?

じゃあ離乳食が始まった場合はどうするの?という場合です。

離乳食が始まるということは、徐々に母乳からだけでは栄養が足りなくなるので、食べ物で栄養を摂りましょうという時期。

朔夜ママの場合は、まず離乳食を食べさせていました。

母乳がパンパンに張るタイプでもなかったですし。

そして食事が終わった後に母乳を欲しがる場合は、たっぷり与えます。

それでもまだ足りない場合は、ミルクを足していきます。

離乳食開始の5カ月ころだと缶ミルクの表示では、離乳食1回・授乳は4回となっていると思います。

与えるミルクの量は1回につき200cc。離乳食後は140cc。

母乳が出ている感じがしていても足りない様子なら、それぞれ半分の量を足す感じにしていました。

ただ食べる量によっては、母乳やミルクを欲しがらないこともあります。

また9か月ころになると、フォローアップミルクを使うママもいるかもしれません。

フォローアップミルクは必ず飲まなければいけないのか?というとそうではありません。

離乳食の食べる量が少ない場合やうまく離乳食が進まなくて、食事だけでは栄養が取れていない場合に与えるミルクです。

粉ミルクとフォローアップミルクの違いとは?
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まとめ

さて、今回は母乳が足りない時のミルクの足し方、量についてご紹介しました。

もし混合育児中で、足すミルクの量に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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