授乳姿勢がうまくいかないのは間違った抱き方が原因!楽なやり方をチェック

授乳 母乳育児

意外と知らないのが正しい授乳姿勢

授乳も慣れてくると、自分が楽に母乳やミルクをあげられる姿勢を見つけられるようになります。

ただ慣れてくると、

正しい授乳姿勢ではなく、間違った授乳姿勢になっている事も多いもの。

間違った授乳姿勢を続けていると、骨盤のゆがみを治そうとしても中々治らず股関節痛恥骨痛の原因になることもあります。

また無理な姿勢になっている事もおおく

「授乳していると疲れる・きつい・体が痛い」

といった授乳がいやになってしまう原因にもつながります。

他にも母乳は出ているはずなのに、赤ちゃんの飲みっぷりが良くない…飲んでくれない

なんていう意外な問題につながることもありますよ。

今回は、正しい授乳スタイル、基本の授乳姿勢、
座ってあぐらをかいた状態の楽な授乳姿勢、
間違った授乳姿勢についてご紹介します。

床に座った状態の授乳姿勢は「疲れる・きつい」

授乳姿勢正しいやり方でしていますか?

床に座った状態で授乳していると

疲れたなぁ・きついなぁ・体が痛いなぁ

と感じる事はありませんか?

背中が痛くなってきたり、猫背になっていたり、あぐらをして座っていると足と股関節が痛くなったり・・・

腕もだるくなってきたりもしますよね。

1日に何度もある授乳時間なので、できるだけ正しく・楽な姿勢で授乳したいもの。

授乳でやってはいけない間違ったNG姿勢

基本の授乳スタイルが決まり、慣れてくるとだんだんやってはいけない間違った姿勢になってくることがあります。

自分の授乳姿勢をたまに見直しながら、疲れやきつい原因になっていないかチェックしてみましょう。

*背中を丸める

特に横抱きの姿勢のときになってしまうのが背中を丸めて、前かがみの姿勢になってしまうこと。

ママがきつい姿勢になってしまうだけでなく、赤ちゃんも口に乳首がしっかり入っていない状態になるので不機嫌になってしまったり、吸うときに力が入ってしまい乳首痛の原因になったりします。

朔夜ママは今でも猫背なんですが、授乳している時は意識はしていても、いつのまにか背中が丸くなっているってことがよくありました。

前かがみ姿勢になってしまうというママは、赤ちゃんの鼻や口を胸でふさいでしまっていないか特に注意してみてあげてください。

*女の子座り

骨盤が元に戻る前に女の子座り(横座り)をし続けていると、骨盤が歪んでしまい、体型が崩れやすくなってしまいます。

骨盤がずれるように座っている上に、赤ちゃんの重みが加わる事で股関節痛、恥骨痛の原因にもなってしまいます。

またストレッチや骨盤が元に戻るように骨盤ベルトを巻いていても、授乳回数が多いのでそのたびに女の子座りをしていると骨盤も戻りにくくなってしまいます。

授乳姿勢が悪いことで起きるデメリット

授乳姿勢が悪いとただ単に

「自分がきついだけでしょ!でも一時的なことだし」

「背中と腰が痛むだけだから…」

自分が我慢すればいいだけの問題と思っていませんか?

実は授乳姿勢が悪いことで、赤ちゃんにも影響が出てくるんです

授乳姿勢が悪いことで起きるデメリットは、

・赤ちゃんが上手に母乳を吸えない

・母乳が吸えないことで、機嫌が悪くなり乳首を噛む・または号泣する

・上手に母乳を吸えないことで、授乳時間が短時間で終わってしまう

・授乳時間が短時間で終わってしまう事で母乳が作られない

・授乳時間が短時間で終わってしまう事で母乳が溜まり、胸が張る

・上手に吸われなかった母乳が溜まり、乳腺炎になる

・赤ちゃんが満腹になれなかったことで早くお腹が空いて起きる・泣く

授乳姿勢が悪いことでこんな悪影響があるんです。

母乳を飲ませているのに飲んでくれない

すぐ泣くのはなぜ?

と思っている人は、実は授乳姿勢に問題があるのかもしれません。

基本の授乳姿勢のやり方

授乳スタイル

授乳姿勢は色々あるので、授乳を繰り返していく中で自分が授乳しやすいスタイルを発見できると思います。

主な授乳姿勢は次の4つのスタイル

①横抱き

一番ベーシックな授乳スタイル。

赤ちゃんの首を、ママの肘部分で支えながら授乳させます。

ママのおへそが赤ちゃんの体に密着するように抱っこすると授乳させやすいです。

乳首を深く口に含ませないと、乳首が切れて痛む原因になりますよ。

赤ちゃんが小さいうちは、授乳クッションを当てて授乳すると母乳をあげやすくなります。

ママの腕も疲れにくくなります。

②縦抱き

月齢がまだ低い時期におすすめな授乳スタイル。

赤ちゃんをママの太ももの付け根を跨ぐ形で座らせます。

まだ首が据わっていないので、首の後ろをママの手で支えてあげるようにしましょう。

ママのお腹と赤ちゃんのお腹がくっつくようにしてあげるといいですよ。

③フットボール抱き

フットボールをかかえるように、赤ちゃんの体を横で抱えるスタイル。

授乳クッションで高さの調整をすることで授乳しやすくなります。

おっぱいをまんべんなく飲ませることができるので、乳腺炎が心配なママにおすすめなスタイルです。

④添い乳

赤ちゃんに添い寝をする形で授乳をさせるスタイル。

赤ちゃんが寝たら、そのままの姿勢で寝られるので背中スイッチが入りにくいのが特徴。

注意する点は、ママがそのまま眠ってしまい、赤ちゃんの口や鼻をふさいでしまわないように気をつけなければいけません。

 

正しい授乳姿勢をするためのポイント

授乳姿勢

授乳も慣れが出てき始めます。

慣れることも大事ですが、間違ったやり方は母乳がしっかり出なかったり、姿勢が悪くママの体が疲れるといった悪い影響も出てきます。

正しい授乳姿勢のポイントは、

・赤ちゃんの体がまっすぐ
・ママの体がまっすぐ
・乳首を深く咥えれている

という事です。

赤ちゃんの体がまっすぐ

授乳するときに、赤ちゃんの顔だけじゃなく身体がママの身体の方を向いていますか?

顔だけ向いた状態だと、身体はよじれた姿勢になっています。

よじれた姿勢のまま授乳していると、上手に母乳を飲んでくれませんし、首に余計な負荷が掛かってしまいます。

首だけじゃなく、身体全体でママの体の方に向いた状態で授乳しましょう。

ママの体がまっすぐ

赤ちゃんだけじゃなくママの体も背中がまっすぐになっていますか?

赤ちゃんの頭の位置が低い場所にあると、ママの体は前かがみになってしまったり、猫背になってしまいます。

長時間、前かがみや猫背の姿勢は肩や背中、腰に余計な負担がかかってしまい疲れの原因になってしまいます。

朔夜ママがやっていたのはこれ。

もともと猫背気味で姿勢が悪いので当てはまりました。

ポイントは背筋を伸ばして腰から足が90度になるようにしっかり座る!

赤ちゃんの頭の位置が低い場合は、授乳クッションで高さ調節をしましょう。

乳首を深く咥えられている

乳輪までしっかり赤ちゃんの口の中に含ませて授乳させていますか?

口に入れるのが浅いとどうしても乳首痛の原因になってしまったり、十分に母乳が出ずに赤ちゃんの機嫌が悪くなったりします。

赤ちゃんの口をしっかり開けて、乳輪全体が口の中に含まれるようにしっかり咥えさせましょう。

自分の授乳姿勢が正しいのか心配な人は動画でチェック

とはいえ、文章だけでは

「自分の授乳姿勢が正しいのか心配・不安」

というママもいますよね?

産後1週間検診や2週間検診で、助産師さんや先生、看護師さんにチェックしてもらってもやはり時間が経てば不安になってきます。

そんなママは、こちらのハーブティでおなじみのAMOMAさんが配信している動画をチェックしてみてください。

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床に座った状態の楽な授乳姿勢のやり方

床に座った状態で楽な授乳姿勢のポイントは、

①壁背中をつけてあぐらや正座をします。
お尻が痛くならないように、座布団を敷くのがいいですよ。

あぐらや正座はいいですが、女の子座り(横座り)はしてはいけません。(詳しくは次項へ)

②壁に背中を付けるときには、背中~お尻~足が90度になるように座ります。

③赤ちゃん頭の高さが低すぎる場合は授乳クッションを使う
ママの足の上に授乳クッションを置き、その上に赤ちゃんを寝かせて授乳します。

赤ちゃんの頭が下過ぎると、ママが前のめりになってしまったり猫背になってしまうのできつい・疲れると感じてしまいます。

中々壁がないという場合は、座椅子もおすすめ

この座椅子は、5段階でリクライニングができ、授乳期だけじゃなく普段使いや子供や一人座りできるようになっています。

赤ちゃんを座らせることもできます。

カバーを取り外して洗濯できるのも衛生的。

たまには授乳姿勢を見直して乳腺炎を回避!

産後乳腺炎

いつも同じ姿勢で授乳をしていると、飲み残された母乳が乳腺に溜まってしまい、乳腺炎になりやすくなってしまいます。

楽な授乳姿勢は横抱きだけど、たまに縦抱きやフットボール抱きを取り入れる事で放射状に広がる乳腺に母乳が溜まることなく出す事ができます。

乳腺炎などの授乳トラブルに悩むママにはこちらもおすすめ

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まとめ

さて、今回は授乳姿勢の楽な姿勢、間違った抱き方についてご紹介しました。

もし授乳していると体がきつい・・・楽に授乳できる姿勢ってどういうの?と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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